クラフトファーのお手入れ、あれこれ。
クラフトファー(フェイクファー、エコファー)のお手入れについてお伝えいたします。
より長く使っていただく為のコツやお洗濯について、少しでも参考になれば幸いです。
基本的なお手入れについては、HPに掲載しておりますのでご覧ください。
ファーが届いたら。
まずは、生地を箱から出してあげてください。
箱に入れたままや、生地の上に重たいものを乗せて保管してしまうと毛並みにクセが
ついてしまいます。
実は風合いを保つ為、発送前にペット用の「毛立てブラシ」で毛並みを整えてからお客様にお届けしています。
一番状態を良くして発送しておりますので、その状態をできるだけ保って保管していただくことで
より、クラフトファー(フェイクファー、エコファー)の良さを保つことができますよ。
基本的には、本物の毛皮と同じように扱ってくださいね。
※保管の時に防虫剤は不要です。
毛並みにクセがついてしまった時。
うっかり、毛並みにクセがついてしまった!そんな時もあります。
でも大丈夫です。
コツと注意事項さえ守れば、毛並みを元通りに戻すことができます。
- クセの部分に少しだけ水を霧吹きでスプレー。
- 毛並みの方向に軽く低温でドライヤーをかけながらブラッシング。
※高温だとファーが変質してしまうことがあります。
※スチームアイロンは絶対にさけてください。
お洗濯について
基本的には「ドライクリーニング」がオススメとなります。
毛足の長い物は基本的にお洗濯は難しいです。
ですが、ご家庭で使用される場合は手洗いでも。
(気になる方はドライクリーニング推奨)
毛足の短い物やシープ状に加工されているもの等は、ご家庭でのお洗濯も可能です。
(多少形状の変化はございますのでご了承ください。)
■毛足の短いファーの例
ピュアオーガニック、ライトムートン、ドットアニマル等
■シープ状に加工されているファーの例
みずたま、ムートンシープボア、ムートンシープボアミックス、小粒シープ等
「みずたま」で作ったキッズ用ボアのショートパンツは、裏返してネットに入れてお洗濯していますが
黒ずんだ毛玉も出来ずに冬に大活躍しております。
exterialの商品にはアクリル100%のボアが多いのですが、
このアクリルという素材はポリエステルと比較してお洗濯などによる磨耗に強いという利点があり
毛並みはつぶれにくいです。
ポリエステルのファーは安価ですが、化学雑巾みたいに汚れを吸着してしまいます。
ティペットやスヌード等はよごれたら、その部分だけ手洗いして下さいね。
小物や衣服にしたものはブラッシングすることで、ご購入時の風合いを保つ事ができます。
長く大切にモノを使うという心を大切に、クラフトファーも大切に使ってもらえると嬉しいです。