ファーと毛糸のスヌードの作り方
まだまだ肌寒い日が続いていますが、そろそろ春の足音が聞こえてきそう。
みなさまも朝と昼との寒暖差で体調を崩さないようにお気をつけくださいね。
朝晩の寒さ対策で有効なのは、やはり首元を暖めること。
ということで、春先まで活躍する「ファーと毛糸のスヌード」の作り方を紹介いたします。
使うクラフトファー(フェイクファー、エコファー)や毛糸、裏地で雰囲気もガラリと変わるので
家族や大切な人と色違いで作っても良いですね。
こだわりの詰まった国産毛糸
作り方の前にexterial(エクステリアル)で取り扱っている毛糸について少しご紹介いたします。
実は、アパレル用の高級な国産毛糸なので量販店では取り扱いがなく、
弊社(中野メリヤス工業)ならではのルートで仕入れる事が出来ている、とってもレアで上質な毛糸なんです。
今回使用している、オーキッドはファインアルパカが50%も入っていて撚りも特殊なので
編みあがりのフワフワ感というか、手触りに思わず唸ります。
質の良くない毛糸だと、ゴワゴワやチクチクして気持ち良くないのですが、
なめらかな手触りで肌を優しく包み込んでくれる。そんな理想的な毛糸が「オーキッド」です。
ファーと毛糸のスヌードの作り方
ー 準備するもの ー
毛糸 オーキッド グレー 5玉
クラフトファー ナチュラルフォックス グレー 85cm×16cm
ファーの裏地用生地(今回は薄手の布帛を使用) 85cm×16cm
毛糸針
ー 作り方 ー
毛糸部分とファー部分を別々に作成し、輪っかになるよう繋げるだけなので意外と簡単。
- 毛糸部分を編む。
二目ゴム編みで長方形、幅13cm×長さ85cmに編みます。(端の始末は伏せ止め)※もしも編んだ毛糸の幅が太くなってしまった場合は一晩ハンガーでつっておくと自然に伸びるかと思うのですが、それでも伸びない時はその幅に合わせてファーを裁断して合わせるという手もあります。 -
ファー部分を縫う。
85cm×16cm(1㎝の縫い代こみ)に裁断したファーと裏地を中表にしぐるりと一周縫い合わせる。※この時、どんでん返しにするため一箇所返し口をあけて下さい。
返し口から表にかえし、返し口をまつる。
- 毛糸とファーをつなげる
毛糸を毛糸針に通し、毛糸部分とファー部分の端をはいでつなげる。
2箇所つなげて輪っかになれば完成です。
※つなぎ目について詳しく。
使用しているのは普通の毛糸針、糸は編んだ毛糸です。はぎ方は編物特有の特殊なはぎ方ではなく「かがりとじ」
毛糸、ファーと順番に針を通して縫うのですがファー生地部分は少し力がいります。
同じ毛糸を使用するので、かがり目を細かめにすれば目立たず、表面もファーのモコモコで隠してくれますよ。
つなぎ目のアップです。
クラフトファーで作る時の良さは、つなぎ目が隠れるので多少ザツでも大丈夫!
裏地にもこだわってリバーシブル仕様にしても素敵ですね。
ベビーニットにも使えるファインアルパカをふんだんに使っている毛糸(オーキッド)と
クラフトファーでスヌード作りに挑戦してみませんか?
どちらも国産の素材なのでプレゼントにもきっと喜んでもらえますよ!
※恐れ入りますが、作り方などのサポートは出来ませんのでご了承くださいませ。
また製品売買に関するトラブルにも一切の責任を負いませんのであらかじめご了承くださいませ。